真駒内から1時間ほど運転して定山渓温泉へ。札幌市とは思えない自然豊かな景色。
豊平川に沿うように大きなホテルや温泉宿が立ち並ぶものの、人が少なくちょっと寂しい温泉街。かつては賑やかで華やかな街だったのかなぁと想像しながら散策。
定山渓温泉街の西側にかっぱ淵というところがあると聞いて、宿にチェックインしてから出かけてみた。犬の散歩にはちょうどいい。
遠野だけじゃなく定山渓にもあるのか、かっぱ淵。そしているのか、かっぱが。
あまり期待せずに行ったものの、吊り橋を渡ったりお堂のかっぱ大王に挨拶をしたりと楽しかった。私以上に犬は楽しかったらしくいたるところで出会うかっぱに夢中になっていた。
この日の宿は、定山渓 ぬくもりの宿ふるかわ。小樽でも宿泊したふるかわの系列で、犬も泊まれるということでこちらを選んだ。
部屋はテラスに足湯がある和洋室。「わんちゃんと一緒にお楽しみいただけます」と案内いただいたものの、うちの犬は足がものすごく短いため足湯をすると全身ずぶ濡れになりそうなので、見学していてもらうことにした。
こちらの足湯も気持ちよかったけど、大浴場の温泉がとてもよかった。お湯はもちろん、木がふんだんに使われた浴室の設や雰囲気も良くて長湯してしまった。
食事は部屋食。犬がいるので気兼ねなくありがたい。お料理はどれもおいしかったと思う。あまり覚えていない。椅子とテーブルの高さがちぐはぐで腰にダメージを負ったほうの記憶が濃い。今はきっと変わっていると思う。
2017年5月某日 3日め
ぐっすり眠って翌朝もかっぱ淵を散歩。本物のかっぱには会えなかったけど、犬は土産物店で定山渓のゆるキャラであるかっぱの「かっぽん」のハンカチを購入していた。
定山渓は自然豊かでとてもいいところだった。犬にも優しい。
ここからは帰路に着くため一気に南下。北海道の道は運転が苦にならない。
途中、道の駅あぷたに立ち寄り休憩。新鮮な雲丹が一折ついたうに丼がテイクアウトできるので、車の中で食べた。豪華なおやつ。鮮度抜群のうにが甘くて最高においしかった。当時は1600円くらいだった気がする。今はきっと値上がりしただろうなぁ。
虻田洞爺湖ICから高速道路に乗って、行きにも立ち寄った八雲PAで休憩と散歩をして、新函館北斗駅まで行き、レンタカーを返してお疲れさまでした。
帰りの新幹線の揺れが大きく犬がちょっと怯えていたが、やっぱりとてもおりこうにしていてくれて自宅まで無事帰れた。北海道とともに犬に感動する旅でもあった。
自宅に着いて新函館北斗駅で買った豚わっぱ飯と鰊みがき弁当を食べた。鰊みがき弁当は、ニシンの甘露煮と数の子、わかめの煮物がごはんに乗ったシンプルな駅弁。すごくすごくおいしい。私の駅弁ナンバーワン。
母と犬と北海道を旅行することができて本当によかった。そして、犬連れ北海道旅行また行けそうだな、北海道最高だなという思いで眠りについた。
次回からはいよいよ、一人旅編かな?